COLD BREW BAG – Por Verano

まだまだ梅雨空が続きますが、時折晴れると暑いですね。
さて、今年も水出しコーヒーをリリースしています。

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Por Verano 水出しコーヒーバッグ

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Por Veranoとはスペイン語で for summer、アイスコーヒー向けのラインナップです。昨年はブラジルベースのブレンドを作りましたが、今年のポル・ベラーノはルワンダ・ムヨンゲを通常のホット用より深めに焙煎しています。

Por Verano – Rwanda Muyongwe Medium dark roast [Whole bean]

浅めの焙煎ではフローラルやシトラスが際立つルワンダ・ムヨンゲを少し深めに焙煎することでオレンジや赤ワイン、カカオのような風味が感じられます。豆本来のフルーツ感を活かした焙煎です。
水出しでの抽出の場合、素材感がより際立ち、華やかかつ爽やかなアイスコーヒーに仕上がります。

写真 5

写真 2

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常温のお水500ccに水出しコーヒーを1バッグ、良く馴染ませてから冷蔵庫で12時間以上寝かせてください。夏に是非お楽しみください!

Open cupping vol.2 on 6/21(sun) @BROOKLYN SHOKUDO

明後日に迫っていますが、オープンカッピング第2回目を行います。
場所は前回同様、ブルックリン食堂さんにて(COFFEE COUNTYより徒歩1分)https://plus.google.com/102580219724762392781/about?gl=jp&hl=ja

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Open Cupping vol.2
2015.6.21(sun) 10:00~11:00
@BROOKLYN SHOKUDO
Admission Free

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気軽にシングルオリジンコーヒーの魅力を楽しんでもらう機会であってセミナーではありませんが、カッピング(コーヒーのテイスティング)の手順に沿って行います。予約の必要はありませんが一連の流れがありますので、10:00までに入店いただければと思います。6種類程のコーヒーを飲み比べ頂けます。当日COFFEE COUNTYからは森が出向きます、コーヒーをより楽しんで頂くためのアドバイスを行っていきます。(参加無料)

日曜の朝、爽やかな時間にコーヒーを楽しみませんか。お待ちしています。

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JAVA

九州北部も梅雨入りしました、いかがおすごしでしょうか。

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写真は先日ブルックリン食堂さんで行ったオープンカッピングの模様です。
[写真は参加者の方から頂きました、ありがとうございます]
継続して行って気軽にコーヒーの楽しさを知ってもらう機会を今後も作っていきたいと思います。

ではここでのコーヒーの楽しさとは何?
それぞれのコーヒーが持つユニークな風味です。当店はごく少量の買付け品も多いため、コーヒーのラインナップも入れ替わりが多く、紹介もなかなかきちんとできていませんが…。
南米はコロンビアのCup of Excellenceのロットもサッと無くなってしまいました。オーソドックスながらもやはりCOE、全体的に質の高さを感じさせた26位 San Sebastian、ユーカリやパセリなどのコメントが踊り、「こんなの初めて飲んだ!」と皆に言わせた4位 El Naranjo でした。ごく少量のロットもあるので店頭やWebを細めにチェックいただくと有り難いのですが、その時しかない味わいもまた楽しいものですね。

これらの後で今紹介しているのが、中米・ニカラグアから、お馴染みセルヒオさんのコーヒーです。が、ちょっと特別です。

・Nicaragua El Porvenir JAVA
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当店と繋がりの最も深い生産者としてこれまでエンバハーダ農園、カサブランカ農園と紹介してきましたが、セルヒオさんが所有する3つの農園の一つ、エルポルベニール農園からは初めてのラインナップです。パッケージのモチーフにもしておりますが、農園はホンジュラスとの国境に位置します。あちら側はホンジュラス、こちら側はニカラグア、という具合で日本ではなかなか味わえない感覚です。

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セルヒオさんの農園の中でも最も自然環境に近い農園だと感じます。

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今回は JAVA(ハワ)種という希少な品種の紹介です。

JAVA種…
1706年、インドネシア・ジャワ(JAVA)島からオランダ・アムステルダム農園に一本のコーヒーの樹が持ち込まれました。1700年初頭以降にオランダから世界に伝播することになったのがこの品種です。原種に非常に近いものとされています。

エルポルベニル農園では2010年に初めて植え、2013年はサンプル量程度の収穫、2014年にようやく出荷できる程の量となりましたが非常に少なくCOFFEE COUNTYのために特別に仕立てていただいたロットです。

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ハワ種の苗木

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2年目くらいでしょうか、節や葉が少ない独特のフォルムですね。結実も少なく、決して効率の良い品種ではありません、味は素晴らしいのですが。

農園名:エルポルベニル
生産者:セルヒオ・ノエ・オルテス
生産地域:ニカラグアーヌエヴァ・セゴヴィアーサンフェルナンド
品種:JAVA(ハワ)
標高:1,185m~1,300m
生産処理方法:Double fermentation pulped natural
フレーバープロファイル : White floral , Darjeeling tea , Muscat , Ginger , Sweet lemon , Sparkling wine , Silky , Elegant

ダージリンティー、マスカットやスパークリングワインのような上質な酸を持った素晴らしい透明感のコーヒーです。

・Nicaragua El Porvenir JAVA 200g

・Nicaragua El Porvenir JAVA 400g

やはり他とは一線を画した味わい、大変好評頂いてます。少量の入荷となっており既に半量程となっております、お早めにどうぞ。

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エルポルベニル農園の苗床。こちらはパカマラ種かな

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2015年のセルヒオさん

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農園を管理しているアリエル。こっちの人はカメラを向けるとキリッとした顔します、怒っているわけではありませんよ…

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ここでのお決まりフォトスポット?同行した ABOUT LIFE COFFEE BREWERS の安武君

今年の収穫分も楽しみですね!

Open Cupping on 5/30(sat)

ブログ、ご無沙汰していました、森です
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4月前半は中米のコーヒー産地(ホンジュラス、ニカラグア、エルサルバドル)、そしてつい最近までは甲信越、北関東、特に山梨ではワイナリーを回っていました。コーヒーとワインは関係無いようですが、同じ嗜好品の飲み物、共通する部分も多いと感じます。しっかりとした考え方を持った作り手に会い、味わい、大いに刺激を受けて帰ってきました。今後に活かせる収穫を沢山得てきたと思っています。

さて、ようやく出張も少し落ち着いてきたところで以前からの企画を実行に移せそうです。
オープンカッピングをはじめます。場所はブルックリン食堂さんにて(COFFEE COUNTYより徒歩1分)https://plus.google.com/102580219724762392781/about?gl=jp&hl=ja

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ブルックリン食堂さんは今年の2月の開店以来コーヒーカウンティのシングルオリジン豆を常時3種類備え、適切な抽出により美味しいコーヒーを提供頂いています。「シングルオリジンコーヒーの魅力を気軽に楽しく知ってもらいたい!」というオーナーたっての希望でオープンカッピング開催に至りました。2週間に1度くらいのペースで週末に行っていく予定です。初回は5/30 の土曜日、10:00~11:00 入場無料です、お越し下さい。

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Open Cupping vol.1
2015.5.30(sat) 10:00~11:00
@BROOKLYN SHOKUDO
Admission Free

気軽にシングルオリジンコーヒーの魅力を楽しんでもらう機会であってセミナーではありませんが、カッピング(コーヒーのテイスティング)の手順に沿って行います。予約の必要はありませんが一連の流れがありますので、10:00までに入店いただければと思います。6種類程のコーヒーを飲み比べ頂けます。当日COFFEE COUNTYからは森が出向きます、コーヒーをより楽しんで頂くためのアドバイスを行えればと思います。

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先月回った中米の産地の話もろくにできておりません。コーヒーについては夏以降の入荷時に商品紹介の中でお伝えできればと思いますので今日は雑感を一つ。今回は随分と遠回りしてヨーロッパ経由で往来しました。日本に戻るまでに最後に立ち寄った空港、オランダ、アムステルダムのスキポール空港がとても良かったですね、洗練、かつわかりやすいデサインや配置、機能的で落ち着ける空間。それらが利用者にゆったりした表情をもたらしていました。また訪れたくなる空港でした。

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ではまた近いうちに。

連休中の営業日について

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新緑が瑞々しい季節になってきました。
連休中の営業日のご案内です。

4/29(水・昭和の日)定休日
5/3(日・憲法記念日)通常営業 11:00-18:00
5/4(月・みどりの日)通常営業 11:00-18:00
5/5(火・こどもの日)通常営業 11:00-18:00
5/6(水・振替休日)休業日

以上、
4/29と連休最終日5/6のみお休みとなっております。
ご迷惑をおかけしますがどうぞよろしくお願いいたします。

写真は、つい先日八女の茶畑までサイクリングして来た時のものです。

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江口です。
オーナー森は現在コーヒーの豆を買い付けに出張中です。
森が中米ホンジュラスから(これからニカラグア、エルサルバドルから)
産地の写真を届けてくれています。
ぜひご覧ください。

https://instagram.com/coffeecounty/

秋頃には今回買い付けた豆が入荷していきますので、お楽しみに。

それから、
4/12(日)11:00-18:00
佐賀市大財の12(ドゥーズ)という雑貨店のちょうど1周年の日に
コーヒー豆の販売に伺います。

http://12douze.blogspot.jp/

佐賀市大財4-1-59
水曜定休
P 2台

4/12(日)-21(火)の間は「切ること盛ること」と題して
カッティングボードの展示が行われています。
期間中のみCOFFEE COUNTYの豆も設置していただきますのでご購入いただけます。
またcafevinoは常時お取り扱いいただけることになりました。
ぜひご利用ください。

佐賀の街は江口個人として福岡の街の次に思い入れのある街です。
友達のギャラリー”PERHAPS GALLERY”☞ http://perhapsgallery.net/
映画館”CIEMA”☞ http://ciema.info/
そして自転車買うなら”サイクルショップ・ブリット”☞ http://blogs.yahoo.co.jp/cs_bullitt

ぜひ、佐賀の方はもちろん福岡から久留米から脚をお運びください。
お待ちしております!
(画像は12さんのブログから拝借しました。)

3月3日(火)までですよ!

Instagramやfacebook等ではご案内しておりましたが・・、
2月24日からはじまった岩田屋さんでのFRUCTUSさんとのイベントも残り2日間、3月3日(火)までとなりました!場所は福岡・岩田屋本館 B2F。

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BLOG-FRUCTUS/岩田屋本店で会いましょう。

今回フラクタスさんとの共同出店にあたって、COFFEE COUNTYのコーヒー豆で作ったコーヒーグラノーラも限定で販売頂いてますよ。ほんのりスパイスとコーヒーのハーモニーがなんともクセになる美味しさなんです。今回のためのオリジナルパッケージで発売中です。

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COFFEE COUNTYからは今回のためのオリジナルブレンド、チェリーのようなふんわりした甘い香り、春らしい味わいに仕上がっていますよ。こちらもコーヒーグラノーラ同様限定パッケージにて。

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ハンドドリップコーヒーも提供してます!コーヒーの種類も選べるので是非スタッフに好みの味等ぶつけてみてくださいね。近くにイートインスペースもありますのでフラクタスのグラノーラと一緒に楽しんでください!

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仲良く出店中!まだまだお待ちしてます!!

MUYONGWE washing station , Rwanda – New release!

毎年この時期にニュークロップの入荷と共にリリースし定番になりつつあるルワンダです。
昨年はアバトゥンジ農園が大変好評でしたが、今年のルワンダはそれを上回るクオリティに仕上がっています。

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Cup of Excellenceにおいても多数の受賞歴(2008年5位、2010年15位、2013年7位) があるムヨンゲ・ウォッシングステーションですが、中でも2014年は2位!の実績、高い品質のコーヒーを作り出すウォッシングステーションとして名声を集めています。

生産国:ルワンダ
地域:北部州ガケンケ地区ムヨンゲ
生産者:ムヨンゲ・ウォッシングステーション近隣の農家
品種:ブルボン
標高:1,700-2,100メートル
年間降水量:1,200-1,400ミリ
生産処理方法:フリーウォッシュト
フレーバープロファイル : Orange blossom , Cherry , Cedar , Cranberry , Navel orange , Crisp , Juicy , Long floral aftertaste

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濃密な花の香りから柑橘や甘酸っぱいベリーを思わす風味が広がり、フローラルな余韻となって続いていきます。香りのインパクトがあり、やや軽めのボデイですが甘さのボリュームがありバランスのとれたコーヒーです。春らしい、春にぴったりの味わい、是非お試しください。

・Rwanda MUYONGWE washing station 200g

・Rwanda MUYONGWE washing station 400g

Finca Llano Grande , El Salvador – New release!

ニューリリース、中米・エルサルバドルよりジャノグランデ農園のリリースです。

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コーヒーカウンティのオープン時から取扱いのあった農園で記憶されている方もいらっしゃると思います。今回2014年収穫のロットが入荷、以前と同じパカマラ種ですが、ウォッシュト精製だった2013年ロットと異なり、ナチュラル精製のものでリリースとなります。

以前の紹介記事 ☞ジャノグランデ農園

生産者:ラファエル・シルヴァ
生産国:エルサルバドル
生産地域:アウアチャパン、アパネカ
品種:パカマラ
標高:1,450m〜1,500m
生産処理方法:ナチュラル
フレーバープロファイル : Raisin , Dried apricot , Pecan nut , Red wine , Rich body , Long sweet finish

口に含むとナッツのような印象から、ドライフルーツのような甘さが広がり、後味は赤ワインのような印象を残すように長く続いていきます。今回ナチュラル精製のロットですが、やはりこちらの精選所は非常に丁寧な精選行程が素晴らしく、透明感のある味わいでバランスに優れています。

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小規模の農園ですが2014年はさび病による被害で収穫量が少なく、ナチュラル精製のロットのみの入荷です。ほぼ全量を当店で買い付けていますが、入荷量がそう多くありません。お早めにお試しください。

・El Salvador Llano Grande Pacamara Natural 200g

・El Salvador Llano Grande Pacamara Natural 400g

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コーヒーとは関係ないのですが、首都サンサルバドルでの一コマ。ププサというおやきのようなエルサルバドル特有の名物料理、豆や豚肉やチーズが入ったり、チリソースをかけて…美味しいですよ!

Finca Chorrera , Honduras – New release!

新しいコーヒー豆のラインナップ、2014年3月に訪れたホンジュラス買付け時のロットからチョレラ農園、深煎りでのリリースです。

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生産者:Orlando Carbajal
生産国:Honduras
生産地域:San Andres,Lempira
標高:1,600m~1,640m
品種:Colombiano
生産処理方法:Fully Washed

ホンジュラスの西部、ドライミルのあるサンタローサ・デ・コパンから約4時間南に向かいました。レンピラ県サン・アンドレスにてオルランドさんはコーヒー農園を営んでいます。農園というより自宅近くの畑と言った方がイメージしやすいでしょうか、全部で14haのコーヒー畑を持ちますが、今回のチョレラという区画は4ha程でコロンビアーノと呼ばれている品種のコーヒーを育てています。

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オルランドさんとお子さん

DSC05555農園近くのSan Andresの集落、笑顔が嬉しいです。

DSC056283月下旬の訪問時はコーヒーの花が満開でした。

DSC05603コーヒーの花とオルランドさん

DSC05637農園ではロバが大活躍、収穫したコーヒーチェリーを生産処理を行う自宅までを運んだり。エサをよこせとずーっと鳴いていました。アイコンのモチーフとなっています。

DSC05646このコロンビアーノという品種、南米コロンビアからきたもので約18年程前から栽培しているとのことですが、現在コロンビア種と呼ばれている耐病性に優れ、収穫量の高いハイブリッド種とは異なるようです。オレンジ色で小粒の果実、枝の節間も広く独特のものでこの辺りでも育てているのはオルランドさんだけとか。テイスティング時はライチのようなフルーツの香味を感じました。

今回深煎りにてリリースとなったチョレラ農園のコーヒー。バニラのようなエキゾチックで甘い香りに厚みあるボディが特徴的です。

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オルランドさんの自宅の敷地には沢山の鶏が飼われていました。「お昼に鶏のスープを食べるか?」と聞かれ、農園をひとしきり見た後戻ると、鶏のローストとスープを奥さんのイルマさんが用意してくれていて美味しく頂きました。
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収穫量がまだ少なく買付けには至らなかったのですが、素晴らしいフレーバーのティピカ種のコーヒーも育てていらっしゃいます、今年の収穫が楽しみです。

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DSC05700帰り道のココナッツジュース。また訪れたいと願い農園を後にしました。

・Honduras Finca CHORRERA dark roast 200g

・Honduras Finca CHORRERA dark roast 400g