新しいコーヒー豆のラインナップ、2014年3月に訪れたホンジュラス買付け時のロットからチョレラ農園、深煎りでのリリースです。
生産者:Orlando Carbajal
生産国:Honduras
生産地域:San Andres,Lempira
標高:1,600m~1,640m
品種:Colombiano
生産処理方法:Fully Washed
ホンジュラスの西部、ドライミルのあるサンタローサ・デ・コパンから約4時間南に向かいました。レンピラ県サン・アンドレスにてオルランドさんはコーヒー農園を営んでいます。農園というより自宅近くの畑と言った方がイメージしやすいでしょうか、全部で14haのコーヒー畑を持ちますが、今回のチョレラという区画は4ha程でコロンビアーノと呼ばれている品種のコーヒーを育てています。
オルランドさんとお子さん
農園近くのSan Andresの集落、笑顔が嬉しいです。
3月下旬の訪問時はコーヒーの花が満開でした。
コーヒーの花とオルランドさん
農園ではロバが大活躍、収穫したコーヒーチェリーを生産処理を行う自宅までを運んだり。エサをよこせとずーっと鳴いていました。アイコンのモチーフとなっています。
このコロンビアーノという品種、南米コロンビアからきたもので約18年程前から栽培しているとのことですが、現在コロンビア種と呼ばれている耐病性に優れ、収穫量の高いハイブリッド種とは異なるようです。オレンジ色で小粒の果実、枝の節間も広く独特のものでこの辺りでも育てているのはオルランドさんだけとか。テイスティング時はライチのようなフルーツの香味を感じました。
今回深煎りにてリリースとなったチョレラ農園のコーヒー。バニラのようなエキゾチックで甘い香りに厚みあるボディが特徴的です。
オルランドさんの自宅の敷地には沢山の鶏が飼われていました。「お昼に鶏のスープを食べるか?」と聞かれ、農園をひとしきり見た後戻ると、鶏のローストとスープを奥さんのイルマさんが用意してくれていて美味しく頂きました。
収穫量がまだ少なく買付けには至らなかったのですが、素晴らしいフレーバーのティピカ種のコーヒーも育てていらっしゃいます、今年の収穫が楽しみです。
帰り道のココナッツジュース。また訪れたいと願い農園を後にしました。