オーナー・森です。
2014年収穫のコーヒーが続々と入荷してきている今、入れ替わりの多い当店のラインナップですが、その中からグァテマラ、ケニア産の豆の紹介です。
まずは、グァテマラ ラス・パロマス農園の豆から。
今年の現地買付けロットとして真っ先に入荷したのがこのコーヒーです。
上の写真は今年の3月、買付けに赴いたグァテマラ、アンティグアに位置するドライミル(原料の保管、脱殻等を行う精選処理場)でのカッピングの様子です。今回のラス・パロマス農園はたくさんのコーヒーの中からカップテストにより選んだものですが、こちらのドライミルでの40数ロットの中で最も気に入ったコーヒーです。
しかし、純粋に味だけで選んだコーヒーで現時点では詳細な農園の情報は入ってきていません。Huehuetenango(ウエウエテナンゴ)エリアのラス・パロマス農園のコーヒーです。ちなみにラス・パロマスとは”鳩”の意味、スペイン語でPaloma(鳩)の複数形ですね。厨房機器のパロマでお馴染みです。
風味の特徴…派手なタイプでは無いのですが、優れたバランスのコーヒーです。チョコレートやイチジクのようなじんわり染みてくる甘さ、丸みのある口当たり、洗練された味わいのコーヒーです。
現在、中煎り、深煎りの2種のローストでラインナップしています。
・Guatemala Las Palomas dark roast 200g
・Guatemala Las Palomas dark roast 400g
続いてケニアのコーヒーです。
ルンゲト生産者共同組合の所有するKiangoi wet millにて生産処理された秀逸なコーヒーです。
所有者 : Rungeto Farmers Cooperative Society
位置 : Rungeto, Ngariama, Kiamutugu, Kirinyaga East, Central Province, Kenya
標高 : 1,750 ~ 1,850 m
平均年間降水量 : 1,300~1,800mm
平均農園面積 : 0.24 ha / 1 farmer
生産処理方法 : Fully Washed
品種 : SL 28, SL 34, Ruiru 11
風味の特徴…流石ケニア産コーヒーらしく、香り、味わいともにボリューム感のある味わいです。フローラルなアロマ、ライムやカシス様の風味、複雑な酸が素晴らしいコーヒーです。
是非お試しください。