コーヒーカウンティで取り扱っているFIELD NOTESについてご紹介。
アメリカの中西部などで、農業の伝統的な習慣の中でノベルティなどとして配られていた小ぶりなノートがルーツ。伝統的なノートをシンプルかつ現代的なデザインで蘇らせています。
あとで思い出すために書き留めているのではなく、いま覚えるために書き留めているのだ
このブランドスローガンがFIELD NOTESを良く表しています。是非カバンの中ではなく、当時の農夫にならって常にポケットに突っ込んで使ってほしい。タフな作り、かさばらない薄さ、ありそうでなかなか無いサイズ感です。実用的な仕様もさることながらブランドストーリーや、細かく記載されたノートの制作背景(使用した印刷機やインク・フォントなど)、アメリカらしいユーモアに富んだノートの使用例など、遊び心がいくつも散りばめられています。
現在コーヒーカウンティでも取扱い中の限定エディション、{ドリンクローカル}はアメリカ各地に伝わるクラフトビールがコンセプト。「エール・ビール」と「ラガー・ビール」をモチーフとした2種類のラインナップ。
上の写真がエール・ビールをモチーフにしたもの、下がラガー・ビールですね。カラーバリエーションはそれぞれビールの色を表しています。エールは スタウト (dark brown-black)、アンバーエール (warm red)、 そして インディアペールエール (rusty orange)。 ラガーは ピルスナー (gold)、 ボック (brown)、 そしてペール・ラガー (pale yellow)。
折角なので少しビールのお話を。そもそもラガーとエールの違いは?
久留米のビア・バー、カスケードさんで少し話を聞いてきました!
ここはスコットランドのクラフトビア、BREW DOGのパンクIPA(インディア ペールエール)のドラフト(生)が飲めます。久留米ではもちろんここだけ!グレープフルーツのような香り、透明感のある長い余韻がたまりません、皆様是非!
下の写真はニュージーランドの新進気鋭ブリュワリー・8wiredのインディアレッドエール、うまいです。コアなセレクトの店です!
話を戻してエールとラガーの違いについて…
日本で一般的に見かけるビールはほとんど全てががラガービール、中でもピルスナータイプですね。キリン、アサヒ、サントリー、サッポロ…、スッキリ、シンプルな風味。対してエールビールはフルーティ、まろやか、複雑な風味。製法の違いは酵母によるものです。比較的高い温度(常温・18℃〜25℃)で働く酵母によるものがエールビール、発酵中に浮上し酵母の層ができるため上面発酵ビールとも呼ばれます。
対して、低い温度で働く酵母によるものがラガービールです、低温(6℃〜15℃)で発酵させ長期間熟成させます。ラガーとは貯蔵の意味ですね、秋の終わりにビール樽を洞窟の中に貯蔵し、翌年の春に取り出す、当初こういった作り方だったことが由来です。また酵母が最終的に下層に沈み込むため下面発酵ビールとも呼ばれます。
発酵の温度や場所(上面、下面)などいろいろ違いはありますが結局のところそれらはの酵母の違いから来る、酵母の働き方に合わせているから違いが生まれる、というところで妙に納得しました。
歴史的には随分とエールビールの方が古いとのことです。ラガービールに使われる低温で働く酵母が発見されたのは15世紀、実際的なビール作りとしてはエールビールの2000年にわたる歴史に対し、せいぜい200年に満たないそうです。
何故日本の大手メーカーの作るビールのほとんどはラガービールなのか?一つは低温で発酵するラガービールの方が痛みにくい、つまり安定して大量生産ができ効率が良い。とのことです。
話が長くなってしまいました…。
FIELD NOTESに関しては、新しくPitch Blackも入荷していますのでこちらもどうぞ!
FIELD NOTESを輸入、取扱いのHIGHTIDEさんでは、cafevinoをご紹介頂いています。楽しい文房具と一緒にお求めいただけますのでこちらからもどうぞ!
http://www.hightide-online.jp/fs/hightide/latestarrivals/item-ws156
http://www.hightide-online.jp/fs/hightide/latestarrivals/item-ws157
結局なんの話だかわからなくなってしまいましたが、、このつながりわかっていただけるでしょうか、つまり良いものは良い!(強引にまとめてしまいました…)