COFFEE WORKSHOP at 大刀洗町

3/8(sat) 福岡県三井郡大刀洗町でワークショップを行いました。

(一人で行ったので写真ほとんど撮れてません、どなたかください!)

午前・午後の各会定員6名で行いました。満員のご応募ありがとうございました。

実際にコーヒーを参加者の方に淹れていただきながらレクチャーするという意味ではワークショップでしたが、内容としてはスライドを見ながらのコーヒー産地の話が多くを占め、実際に体験していただく時間が少なくなり期待されたものからは少々ズレてしまったかもしてません。。
コーヒー農園の写真だけにとどまらず、農園での仕事の様子や働く人々、異国の景色や食べ物、生活や文化を感じさせるものなど…様々な写真を見てもらいながら一杯のコーヒーにある背景を知ってもらおうというものでした。

日本において普段当たり前の様に皆が飲んでるコーヒーですが、農産物として見られることがとても少ないように感じます。産直の野菜と同じように自然の恵みを得て人がしっかりと手をかけてこそ良い物が生まれます。作り手も様々、消費者に安全で美味しいものを作ろうとする情熱を持った生産者のものを私たちは伝えたいし、知っていただきたい。だから産地に行きます。

この点、今回ご参加頂いた方々は大刀洗という農業に身近な土地柄だからでしょうか、とても理解があったように思います。ありがたいことです。

背景を知ればコーヒーの美味しさの捉え方も少し違ったものになってくると思いませんか?
一口にコーヒーといっても様々でその多様性が面白さ、コーヒーの素晴らしさの一つだと思いますが、私たちが伝えていきたいのは、種から1杯のコーヒーに至る迄の過程すべてでそれぞれのアイデンティティが尊重されているものです(from seed to cup)。つまり、それぞれ個性があるからそれらを尊重したいワケです。味造りにおいて重要な役割を果たす焙煎もこのスタンスに則っています。
苦くて濃い、というイメージをお持ちの方にコーヒーの風味に素材感(華やかさやフルーツ感、酸と共にある甘さ…)を求める私たちのスタンスが伝わってるな、という瞬間もあり、とてもうれしく思いました。

まだまだですがこのようなワークショップ続けていければと思います。

美味しい淹れ方等の体験に特化したものや味について深く掘り下げたもの(テイスティング)も行っていきたいです。

開催希望がありましたら是非お声掛けください。出張はもちろん、少人数であれば店舗(久留米・COFFEE COUNTY)でも開催可です。

よろしくお願いします。