MUYONGWE washing station , Rwanda – New release!

毎年この時期にニュークロップの入荷と共にリリースし定番になりつつあるルワンダです。
昨年はアバトゥンジ農園が大変好評でしたが、今年のルワンダはそれを上回るクオリティに仕上がっています。

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Cup of Excellenceにおいても多数の受賞歴(2008年5位、2010年15位、2013年7位) があるムヨンゲ・ウォッシングステーションですが、中でも2014年は2位!の実績、高い品質のコーヒーを作り出すウォッシングステーションとして名声を集めています。

生産国:ルワンダ
地域:北部州ガケンケ地区ムヨンゲ
生産者:ムヨンゲ・ウォッシングステーション近隣の農家
品種:ブルボン
標高:1,700-2,100メートル
年間降水量:1,200-1,400ミリ
生産処理方法:フリーウォッシュト
フレーバープロファイル : Orange blossom , Cherry , Cedar , Cranberry , Navel orange , Crisp , Juicy , Long floral aftertaste

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濃密な花の香りから柑橘や甘酸っぱいベリーを思わす風味が広がり、フローラルな余韻となって続いていきます。香りのインパクトがあり、やや軽めのボデイですが甘さのボリュームがありバランスのとれたコーヒーです。春らしい、春にぴったりの味わい、是非お試しください。

・Rwanda MUYONGWE washing station 200g

・Rwanda MUYONGWE washing station 400g

Finca Llano Grande , El Salvador – New release!

ニューリリース、中米・エルサルバドルよりジャノグランデ農園のリリースです。

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コーヒーカウンティのオープン時から取扱いのあった農園で記憶されている方もいらっしゃると思います。今回2014年収穫のロットが入荷、以前と同じパカマラ種ですが、ウォッシュト精製だった2013年ロットと異なり、ナチュラル精製のものでリリースとなります。

以前の紹介記事 ☞ジャノグランデ農園

生産者:ラファエル・シルヴァ
生産国:エルサルバドル
生産地域:アウアチャパン、アパネカ
品種:パカマラ
標高:1,450m〜1,500m
生産処理方法:ナチュラル
フレーバープロファイル : Raisin , Dried apricot , Pecan nut , Red wine , Rich body , Long sweet finish

口に含むとナッツのような印象から、ドライフルーツのような甘さが広がり、後味は赤ワインのような印象を残すように長く続いていきます。今回ナチュラル精製のロットですが、やはりこちらの精選所は非常に丁寧な精選行程が素晴らしく、透明感のある味わいでバランスに優れています。

IMG_1984ラファエルさんの家にて

小規模の農園ですが2014年はさび病による被害で収穫量が少なく、ナチュラル精製のロットのみの入荷です。ほぼ全量を当店で買い付けていますが、入荷量がそう多くありません。お早めにお試しください。

・El Salvador Llano Grande Pacamara Natural 200g

・El Salvador Llano Grande Pacamara Natural 400g

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コーヒーとは関係ないのですが、首都サンサルバドルでの一コマ。ププサというおやきのようなエルサルバドル特有の名物料理、豆や豚肉やチーズが入ったり、チリソースをかけて…美味しいですよ!

Finca Chorrera , Honduras – New release!

新しいコーヒー豆のラインナップ、2014年3月に訪れたホンジュラス買付け時のロットからチョレラ農園、深煎りでのリリースです。

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生産者:Orlando Carbajal
生産国:Honduras
生産地域:San Andres,Lempira
標高:1,600m~1,640m
品種:Colombiano
生産処理方法:Fully Washed

ホンジュラスの西部、ドライミルのあるサンタローサ・デ・コパンから約4時間南に向かいました。レンピラ県サン・アンドレスにてオルランドさんはコーヒー農園を営んでいます。農園というより自宅近くの畑と言った方がイメージしやすいでしょうか、全部で14haのコーヒー畑を持ちますが、今回のチョレラという区画は4ha程でコロンビアーノと呼ばれている品種のコーヒーを育てています。

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オルランドさんとお子さん

DSC05555農園近くのSan Andresの集落、笑顔が嬉しいです。

DSC056283月下旬の訪問時はコーヒーの花が満開でした。

DSC05603コーヒーの花とオルランドさん

DSC05637農園ではロバが大活躍、収穫したコーヒーチェリーを生産処理を行う自宅までを運んだり。エサをよこせとずーっと鳴いていました。アイコンのモチーフとなっています。

DSC05646このコロンビアーノという品種、南米コロンビアからきたもので約18年程前から栽培しているとのことですが、現在コロンビア種と呼ばれている耐病性に優れ、収穫量の高いハイブリッド種とは異なるようです。オレンジ色で小粒の果実、枝の節間も広く独特のものでこの辺りでも育てているのはオルランドさんだけとか。テイスティング時はライチのようなフルーツの香味を感じました。

今回深煎りにてリリースとなったチョレラ農園のコーヒー。バニラのようなエキゾチックで甘い香りに厚みあるボディが特徴的です。

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オルランドさんの自宅の敷地には沢山の鶏が飼われていました。「お昼に鶏のスープを食べるか?」と聞かれ、農園をひとしきり見た後戻ると、鶏のローストとスープを奥さんのイルマさんが用意してくれていて美味しく頂きました。
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収穫量がまだ少なく買付けには至らなかったのですが、素晴らしいフレーバーのティピカ種のコーヒーも育てていらっしゃいます、今年の収穫が楽しみです。

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DSC05700帰り道のココナッツジュース。また訪れたいと願い農園を後にしました。

・Honduras Finca CHORRERA dark roast 200g

・Honduras Finca CHORRERA dark roast 400g