金沢と東京

秋も深まり今年は何故か柿の木の実りが豊かな気がしている
のが毎日の通勤風景を眺めながらの感想です。
一年で一番コーヒーが美味しい季節がやって来ました。

さて、8月の終わりに金沢を訪れたという話を以前書きました江口です。
21世紀美術館の広い円形の芝生の公園の横に色んなお店やギャラリーが
あるんですが、コーヒーの香りに誘われてなんの予備知識も無く
立ち寄らせてもらったTORiというお店があります。

http://www.toriwarehouse.com/
NOWという姉妹店をこの夏にオープンされたばかりで、
NOWは広い北欧家具のお店。
以前からあったTORiは僕が訪れた頃には店内でコーヒーが飲めるお店でした。

旅先でコーヒーを飲むのは旅情を深めると言った
よりもむしろカフェインの禁断症状を中和させる意味合いが
強いのがコーヒー屋の性なんですが…
旅先でのコーヒーを通じた出会いなんて金沢の街に似合いすぎて
野暮な僕には到底似合わない、そんな素敵なご縁から
明日、11/1から基本的には一ヶ月限定の形で金沢TORiにて
COFFEE COUNTYのGuatemala Las Tilanciasを中煎りと深煎りの
2種類の豆でハンドドリップでサーブされます。

TORiもNOWも家具だけでなくて植物もたくさん販売されているんですが、
NOWで買ってきたのがこのエアプランツと呼ばれるチランジアです。
実はLas Tilancias(ティランシアス)とはチランジアという名前の付いた
農園なんです。何故チランジアの名前を付けたのかは農園主に聞いてみないと
本当のところはわかりませんが、中米のコーヒーの木にはたくさんチランジアが着床しているそうです(森談)だからでしょうか。

月ごとにロースターを換えてコーヒーをサーブされているようで、
今月は偶然COFFEE COUNTYの豆を使っていただけることになりました。
あの素敵な街並の中でコーヒーを出してもらえるなんてとても嬉しいです。
21世紀美術館のすぐソバです。
機会があればぜひこの機会にお立ち寄りください。

それから今日から始まっていますが、
POP UP FLEAという名前のNY最大のポップアップ・ショップのイベントが
10/31〜11/2の3日間、東京・表参道のBatsu Galleryにて開催されています。
COFFEE COUNTYが東京で一杯立てでコーヒーをサーブする機会はなかなか
ありませんのでこの週末お時間が合えばぜひ首都圏のみなさんも脚をお運びください。
http://www.fashion-press.net/news/13253
Facebook page☞ https://www.facebook.com/popupfleatokyo

今週末の販売予定です。

今週末は佐賀 鍋島のサイクルショップ ブリットさんに
コーヒー豆の販売にお伺いします。

最近、佐賀からのご来店が増えています。
近ごろは毎週末イベントへの参加が多くイレギュラーになってしまい
申し訳ないのですが、ぜひお越し下さい!
10/25(土)13:00-18:00 ( http://blogs.yahoo.co.jp/cs_bullitt )
です。

さて僕(江口)は
先日10/12中国シクロクロス#1広島中央森林公園で
今季のシクロクロスシーズンインして来ました。
機材も準備がギリギリ、体のコンディションも良くなく、
しかもタイフーン来襲という最後まで行くか悩んだんですが、、
レースが最高の練習だと思って砕け散って来ました。。
まだまだ今季はこれからじゃー!

というわけでそれぞれのエリアでシクロクロスの熱い火蓋が続々と切られつつあります。
今季は日本で一番熱いエリア、関西シクロクロス表彰台パネルの協賛を
COFFEE COUNTYで申し込んでいます。
今週末のマイアミ(琵琶湖マイアミランド)から見ることができると思いますので
チェックしてみてください。
去年は運良くマイアミとくろんど池の2戦参加させてもらいました。
今季はチャンスあるかな?
競技自転車興味ない人もビール片手に観戦する(←本場の楽しみ方)
だけでも楽しいですよ。お近くの方はぜひ!
関西シクロクロス☞ http://www.kyoto-cf.com/cross/

九州のクロスは過疎ってる??
九州も(草だけど…)今年もありますよー!
http://www.geocities.jp/nrrmg534/crosskitakyushu/crosskitakyushuinfo.html
(今年も平尾台出れないのか。。何故ならー!……)

新入荷 続いて、エルサルバドル&エチオピア

先日、グァテマラ ラス・パロマス農園、ケニア キアンゴイ・ウェットミルのコーヒーを紹介しましたが、新入荷のコーヒーが続きます。今日はエルサルバドルとエチオピアからです。

まずは、エルサルバドル シベリア農園の豆から。
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写真は昨年7月にシベリア農園を所有するシルバさんファミリーを訪問したときのものです。ドライミルに併設されたラボにて。後ろの壁にCup of Excellenceのロゴマークが入った麻袋が飾られていますが、シベリア農園は4度のCup of Excellence受賞歴がある優れた農園です。

農園名の「シベリア」は、アパネカ−ジャマテペック山系の中でも最も標高が高い農園の一つで、冷涼な気候でコーヒー生産が決して容易ではない環境であることことから、名づけられました。
農園主ラファエルさんは常に環境への配慮し、日々精選プロセスの向上を試みています。例えば、コーヒー果肉は全量ミミズコンポストに再利用されています。ここで育ったミミズは畑を耕すのに用いられるというサイクルです。

imageブルボン種の木

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生産国:エルサルバドル
地域:チャルクァパ、オホ・デ・アグア
生産者:ラファエル・シルバ 
品種:ブルボン100%
標高:1450~1600メートル
生産処理方法:ハニープロセス(Pulped Natural)

収穫したコーヒーチェリーを果肉除去後、ムシラージ(粘液質)を残したままで乾燥させる生産処理方法…ハニープロセスで仕上げられています。

今回のシベリア農園のロットで特筆すべきは素晴らしくクリーンなこと。訪問時の2013年のロットより今回の2014年のロットでは明らかに向上が見られます。選果、乾燥、選別あらゆる行程における丁寧な仕事ぶりが伺えます。穏やかな花のアロマ、ドライフルーツやハチミツ、バニラ、キャラメルのような甘い風味、口当たりはシロップの様にトロンとした感覚さえ与えてくれます。

・El Salvador  Finca  La Siberia  Bourbon  Honey  200g

・El Salvador  Finca  La Siberia  Bourbon  Honey  400g

続いてエチオピア イルガチェフェ コチェレ ナチュラルについて。

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生産国:エチオピア
地域:イルガチェフェ、コチェレ地区
標高:1900メートル
品種:在来種
生産処理方法:ナチュラル
規格:G−1

収穫したコーヒーチェリーを果肉除去を行わずそのまま(アフリカンベッドにて)乾燥させる生産処理方法…ナチュラルプロセスで仕立てられています。

果実感を強く感じさせるのがナチュラルプロセスのコーヒーの特徴ですが、このKochere Yirgacheffe Naturalは濁りのないクリーンな液体でありながら、とりわけ濃密かつ複雑な風味を持ちます。フローラルなアロマ、ピーチやブラックベリー、グレープジュースのような甘さの感覚は1度は味わってほしい素晴らしいコーヒーです。

・Ethiopia  Yirgacheffe  Kochere  Natural  200g 

・Ethiopia  Yirgacheffe  Kochere  Natural  400g 

お試しください!

新入荷 グァテマラ&ケニア

オーナー・森です。
2014年収穫のコーヒーが続々と入荷してきている今、入れ替わりの多い当店のラインナップですが、その中からグァテマラ、ケニア産の豆の紹介です。

まずは、グァテマラ ラス・パロマス農園の豆から。
今年の現地買付けロットとして真っ先に入荷したのがこのコーヒーです。

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上の写真は今年の3月、買付けに赴いたグァテマラ、アンティグアに位置するドライミル(原料の保管、脱殻等を行う精選処理場)でのカッピングの様子です。今回のラス・パロマス農園はたくさんのコーヒーの中からカップテストにより選んだものですが、こちらのドライミルでの40数ロットの中で最も気に入ったコーヒーです。

しかし、純粋に味だけで選んだコーヒーで現時点では詳細な農園の情報は入ってきていません。Huehuetenango(ウエウエテナンゴ)エリアのラス・パロマス農園のコーヒーです。ちなみにラス・パロマスとは”鳩”の意味、スペイン語でPaloma(鳩)の複数形ですね。厨房機器のパロマでお馴染みです。

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風味の特徴…派手なタイプでは無いのですが、優れたバランスのコーヒーです。チョコレートやイチジクのようなじんわり染みてくる甘さ、丸みのある口当たり、洗練された味わいのコーヒーです。

・Guatemala  Las Palomas  200g

Guatemala  Las Palomas  400g

現在、中煎り、深煎りの2種のローストでラインナップしています。

・Guatemala  Las Palomas  dark roast  200g

・Guatemala  Las Palomas  dark roast  400g

続いてケニアのコーヒーです。

ルンゲト生産者共同組合の所有するKiangoi  wet millにて生産処理された秀逸なコーヒーです。 

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所有者 : Rungeto Farmers Cooperative Society
位置 : Rungeto, Ngariama, Kiamutugu, Kirinyaga East, Central Province, Kenya
標高 : 1,750 ~ 1,850 m
平均年間降水量 : 1,300~1,800mm
平均農園面積 : 0.24 ha / 1 farmer
生産処理方法 : Fully Washed
品種 : SL 28, SL 34, Ruiru 11

風味の特徴…流石ケニア産コーヒーらしく、香り、味わいともにボリューム感のある味わいです。フローラルなアロマ、ライムやカシス様の風味、複雑な酸が素晴らしいコーヒーです。

・Kenya  Kiangoi  wet mill  200g

・Kenya  Kiangoi  wet mill  400g

是非お試しください。