Kitchen County

COFFEE COUNTYのニュープロジェクト、キッチンカウンティ、はじめます!というと大げさ過ぎますが、コーヒーカウンティの2Fでパン作りをはじめました。

なにも販売するためではありません。男二人のコーヒーカウンティで自分たちが食べるためです。まかないパンです。

私たちは悩んでいました、仕事中の毎日の食事に。生業としているコーヒーと食との関係に。
生活の中で最も大事な部分を占めるのが食です。日頃重々そう思いますが自分たちの生活を見ると理想とはほど遠い現実があります。その中でコーヒーがどうあるべきか、どんな役割を担えるのか。

かけがえのない食として、生活の中の一つのパーツとして、コーヒーを捉えていきたい。自分たちが産地に赴き選んできたコーヒーが生活のなかでどういう役割を担えるのか、どう伝わるのか?

だから実践してみることにしました。

幸い私たちが拠点にする久留米、その周辺の筑後地方にはとても優れた農産物や畜産物、ジャムやフルーツなどの加工品、つまり素晴らしい自然があり、情熱を持った作り手の方々がいらっしゃいます。

シンプルなパンとCOFFEE COUNTYで焙煎するコーヒーをベースに、そういった愛のある食べ物を、まずは私たちの仕事(生活)の中に取り入れていきます。そして皆さんに何を伝えられるか考えていきます。

you are what you eat.

cafevino. ウェブショップにて販売開始です。

コーヒーカウンティが考える新しいコーヒーのカタチ、cafevino.(カフェヴィノといいます)☞ http://coffeecounty.tumblr.com/post/66731597140/cafevino

エンバハーダ農園に続きカサブランカ農園もリリースされ、今期予定している2種類のシングルファーム(単一農園)のcafevinoがそろいました。

ようやくWeb shopの準備も整い通信販売開始です。贈り物にも是非ご利用下さい。

・cafevino Finca La Embajada
 ☞ http://mozucoffee.shop-pro.jp//?pid=67051636

・cafevino Finca Casa Blanca
 ☞ http://mozucoffee.shop-pro.jp//?pid=67051688

ギフトボックスについても鋭意準備中です。

青いギフトケースにcafevino2本セット、cafevino1本とカフェヴィノのためのグラスとのセットを予定しています。もうしばらくお待ちください!

http://mozucoffee.shop-pro.jp//

今週末の販売予定です。

今週末の販売予定です。

Muddy Paradise Calendar 2014 + MUDDY BANKS

Muddy Paradise Calendar 2014 + MUDDY BANKS

Milk+Aeropresso!

コーヒーカウンティでは、お買い上げの方にコーヒードリンクを出しています。主にドリップコーヒーをお出ししていますが、寒さも増してきたこの季節に美味しいドリンクをはじめました。

Milk+Aeropresso

Aeropresso…コーヒーの抽出器具AEROPRESS(エアロプレス)でエスプレッソ風に抽出。(勝手なネーミングですが…)これを温めたミルクの上に直接抽出していきます。

ドリンクはあくまでコーヒー豆やcafevino購入時のサービスとしてお出ししていますのでカフェのみの利用はできませんが、だからこそ自由で楽しいコーヒーを提供できたら、と思っています!

ご家庭での美味しいコーヒーの淹れ方等の相談も是非!

ジャノグランデ農園

コーヒーカウンティで取り扱いのジャノグランデ農園について。

中米のエルサルバドル、アパネカ−イラマテペック山系に位置、ラファエル・シルヴァさん一家が所有する農園です。

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2005年まではポインセチア等の花を栽培していたため、農園内にはビニールハウス用のパイプ等も残り、花園の名残が見て取れます。最初のコーヒーの収穫は2008年と新しい農園です。ジャノグランデ…大平原の意味ですが、3ヘクタール程の小さな農園でパカマラ種のみを栽培、平地にあり標高の高さを感じさせません。image

農園の近くには生産者ラファエルさんの家があり、ここには100年前から続く、派手では無いけどきちんと手入れされた美しい庭があります。この庭園を目の当たりにしたとき、コーヒーも大事に育てているだろうと確信しました。

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環境への取り組みも進んでいます。たくさんのミミズを育て、収穫後のコーヒーパルプはミミズ堆肥に利用される循環型の有機肥料が用いられています。

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また、農園と併設して小規模の生産処理設備や品質のチェックや向上のための充実したラボを持ち生産環境も万全。

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image☟左が農園主のラファエルさん。もの静かな方ですが、訪問時もマネージャーへの農園の指導に余念がありませんでした。

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中米産の素晴らしいコーヒーは切り立った崖のような斜面にあるコーヒーの木々をイメージしていましたが、このイメージは覆されました。パカマラ種の木々がこの土地にとてもマッチしていると感じさせる素晴らしい味わい、しっかりとしたボディ感が特徴です。

生産者:ラファエル・シルヴァ
生産地域:エルサルバドル−アウアチャパン−アパネカ
品種:パカマラ
標高:1,450m〜1,500m
生産処理方法:ウォッシュト
・フレーバープロファイル : Caramel , Grape , Mayer Lemon , Praline , Buttery

Web shop
☞ http://mozucoffee.shop-pro.jp

コーヒーカウンティで扱うコーヒー豆、決して種類は多くありませんが、私たちが産地に赴き、作り手を知り、気候や文化を感じてきたものだけ。そうしたイメージを大事に日々ロースティング(焙煎)を行っています。

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エンバハーダ農園

コーヒーカウンティで販売しているコーヒー、エンバハーダ農園の紹介です。

私(森)は今年の5月から8月アタマまで約3ヶ月間日本を離れ、中米のコーヒー産地、他を回りましたが中でも2ヶ月近くニカラグアに滞在し、農園に住み込み、コーヒーを学び、生活する中で色々なことを感じてきました。

主に滞在したのは、ヌエヴァ セゴヴィア地域のディピルト地区にあるカサブランカ農園(別の機会に紹介します)。農園のオーナーはセルヒオ・ノエ・オルテスさん。

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今回紹介するのは、そのカサブランカ農園から車で2時間程にある同じくセルヒオさんが所有するエンバハーダ農園、ヌエヴァ セゴヴィア地域、モソンテに位置します。直線距離にすると7、8キロくらのものですが、いざ辿り着くとなると大変。2時間の内、1時間半程を車で登れる限界とも思えるような山道を登り続けないといけません。途中崖から落ちそうな箇所がいくつか…。登って登ってひたすら登って辿り着くのが、標高1,600m前後とニカラグアでも最も高いエリアにあるエンバハーダ農園です。

しかしなぜこのような困難な場所にセルヒオさんは農園を所有することにしたのか、、。高い標高、独特の微小気候を持つニカラグアでも屈指のロケーションに魅せられたからです。標高の高さ故、寒暖差が激しくコーヒーチェリーが熟していくのに長い時間を要します。収穫は他のエリアに比べ1ヶ月以上も遅い程です。しかしこのようにゆっくりと成熟していくからこそ複雑かつ繊細な風味を持ちます。

ようやく農園に辿り着き、車から降りた瞬間の農園の光景がとても印象的でした。見上げる程のとても険しい斜面に逞しく育つコーヒーの木々が朝日を浴びて輝き、一目で素晴らしいコーヒーに違いないと思わせるもの。しかし農園に行ったときの写真はカメラの不具合で消えてしまいました、残念。(cafevinoのラベルに込めました!)代わりに農園に連れて行ってくれた運転手、パウルさんの写真です。野球がうまいんです。

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パウルは収穫期には毎日エンバハーダ農園から生産処理設備のあるカサブランカ農園に収穫されたコーヒーチェリーを運びます。片道2時間の山道を!そう、生産処理設備はカサブランカ農園にあるので毎日山道を往復しないといけないのです。大変な仕事です。彼と車に乗ってるとたくさんの人が声をかけてくる人気者。ヒッチハイクもどんどん乗せちゃう、とても優しい男です。

少し話がそれました・・、セルヒオさんの自宅に併設されているラボにおいて彼の作るコーヒー11種類程を私自身で焙煎しカップテストを行わせてもらいました。中でも最も素晴らしいと感じたのが、このエンバハーダ農園のコーヒーです。

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複雑な酸やフルーティな甘さ、クリーミーな質感を引き出した中煎り、苦みの中にフローラルな香味やすっきりとしたあと味を引き出した深煎りの2種類のローストでラインナップしています。

生産者:セルヒオ・ノエ・オルテス
生産地域:ニカラグア−ヌエヴァ・セゴヴィア−モソンテ
品種:レッドカトゥアイ
標高:1,500m〜1,600m
生産処理方法:フーリーウォッシュト
・フレーバープロファイル : Floral , Apricot , Peach , Structure , Creamy

Web shop

http://mozucoffee.shop-pro.jp

cafevinoでもラインナップするCOFFEE COUNTYのいわば看板商品です。

http://coffeecounty.tumblr.com/post/66731597140/cafevino

コーヒーカウンティで扱うコーヒー豆は、私たちが産地に赴き、作り手を知り、気候や文化を感じてきたものだけ。そうしたイメージを大事に日々ロースティング(焙煎)を行っています。